3. 実践的アドバイス
■ 短期でも良いので、海外留学する
英語学習者の語り場でも記していますが、英語力上達への一番の近道は、海外留学です。多くの方々が、実際に海外に渡り、生の英語を聞き、英語と話す人達と触れ合いながら英語を学ぶことにより、英語力を向上させています。実際に私も、カナダでの5週間の留学経験で、飛躍的に英語力が向上したのを覚えています。具体的には、留学前はTOEIC600点でしたが、留学後に最初に受けたTOEICは730点でした。費用が高いのが唯一のネックですが、もし状況が許すのであれば、留学を考えてみるのも一考でしょう。
英語学習者の語り場でも記していますが、英語力上達への一番の近道は、海外留学です。多くの方々が、実際に海外に渡り、生の英語を聞き、英語と話す人達と触れ合いながら英語を学ぶことにより、英語力を向上させています。実際に私も、カナダでの5週間の留学経験で、飛躍的に英語力が向上したのを覚えています。具体的には、留学前はTOEIC600点でしたが、留学後に最初に受けたTOEICは730点でした。費用が高いのが唯一のネックですが、もし状況が許すのであれば、留学を考えてみるのも一考でしょう。
■ 「単語は友達」と思うようにする
これは米国の言語学者であるNorman Lewis氏が提唱したコンセプトです。意識レベルで、英語学習においては単語が友達と思うことです。キャプテン翼で、サッカーにおいてはサッカーボールが友達、というのと似ているかもしれません。常に単語に接し、意味を知るだけでなく、文章の中での自分なりの使い方を身に着ける。
もう数年も見ていない単語に出会うことは、まるで親しかった古い友人に数年ぶりに再会するようなもの。新しい単語を覚えることは、新しい人間関係のネットワークを構築しているようなもの。こうやって意識すると、新しい単語と出会うことが楽しく思えてくるはずです。私自身、perspicaciousという単語を学び、数年後に雑誌でその単語を見たときには、まるで古い友人に会うかのごとく嬉しくなったのを覚えています。皆さんも、単語は友達という感覚を持って、楽しく英語を勉強していきましょう。
これは米国の言語学者であるNorman Lewis氏が提唱したコンセプトです。意識レベルで、英語学習においては単語が友達と思うことです。キャプテン翼で、サッカーにおいてはサッカーボールが友達、というのと似ているかもしれません。常に単語に接し、意味を知るだけでなく、文章の中での自分なりの使い方を身に着ける。
もう数年も見ていない単語に出会うことは、まるで親しかった古い友人に数年ぶりに再会するようなもの。新しい単語を覚えることは、新しい人間関係のネットワークを構築しているようなもの。こうやって意識すると、新しい単語と出会うことが楽しく思えてくるはずです。私自身、perspicaciousという単語を学び、数年後に雑誌でその単語を見たときには、まるで古い友人に会うかのごとく嬉しくなったのを覚えています。皆さんも、単語は友達という感覚を持って、楽しく英語を勉強していきましょう。
■ ボキャビルは語源で覚える
語源学、皆さんも聞いたことはあるでしょうか。語源学は、英語でEtimologyと言います。これは、突き詰めてみると非常に面白い分野です。ボキャビルを語源から覚える利点は、①未知の単語の意味を推測する力が養われる ②語源で覚えるので、論理的に単語の意味を理解できる ③ランダムに単語暗記するより、効率的に面白く単語を覚えられる などが挙げられます。
例えば、Geology(地質学)という単語は、ギリシア語(Greek)のge=earth(地球)とlogia=word, study(言葉、勉強)が組み合わさって出来た単語です。地球の勉強、つまり地質学ですね。ここで、geoをPrefix(接頭語)、logyをSuffix(接尾語)と呼びます。多くの単語は、このPrefixとSuffixが組み合わさって出来ています。同じ原理で、Philosophy(哲学)はギリシア語のphil=love(愛)とsophia=wisdom, knowledge(知識)から成り、知識への愛なので哲学という学問になります。このphilを使った地名がアメリカにありますが、わかりますか?Philadelphia(フィラデルフィア)です。なぜPhiladelphiaがBrotherly Love(兄弟愛)の都市かというと、もうおわかりですね。語源でボキャビルを覚えると、単語を楽しく覚えることが出来ると実感していただけましたでしょうか。
そういえば、冒頭のEtymologyも接尾語の-logyが付いていますね。勘の良い方は、これは何かの学問を意味する単語だと推測できたと思います。そう、実はギリシア語のetymo=true(真の)と学問のlogyとの組み合わせなんです。真の学問である語源学によって、皆さんもどんどんボキャブラリを増やしていっていただきたいと思います。私が尊敬する語源学者の1人に、米国のNorman Lewis氏が挙げられます。彼の著書は、5.これまで使った教材集でも取り上げていますので、是非参考にして下さい。
語源学、皆さんも聞いたことはあるでしょうか。語源学は、英語でEtimologyと言います。これは、突き詰めてみると非常に面白い分野です。ボキャビルを語源から覚える利点は、①未知の単語の意味を推測する力が養われる ②語源で覚えるので、論理的に単語の意味を理解できる ③ランダムに単語暗記するより、効率的に面白く単語を覚えられる などが挙げられます。
例えば、Geology(地質学)という単語は、ギリシア語(Greek)のge=earth(地球)とlogia=word, study(言葉、勉強)が組み合わさって出来た単語です。地球の勉強、つまり地質学ですね。ここで、geoをPrefix(接頭語)、logyをSuffix(接尾語)と呼びます。多くの単語は、このPrefixとSuffixが組み合わさって出来ています。同じ原理で、Philosophy(哲学)はギリシア語のphil=love(愛)とsophia=wisdom, knowledge(知識)から成り、知識への愛なので哲学という学問になります。このphilを使った地名がアメリカにありますが、わかりますか?Philadelphia(フィラデルフィア)です。なぜPhiladelphiaがBrotherly Love(兄弟愛)の都市かというと、もうおわかりですね。語源でボキャビルを覚えると、単語を楽しく覚えることが出来ると実感していただけましたでしょうか。
そういえば、冒頭のEtymologyも接尾語の-logyが付いていますね。勘の良い方は、これは何かの学問を意味する単語だと推測できたと思います。そう、実はギリシア語のetymo=true(真の)と学問のlogyとの組み合わせなんです。真の学問である語源学によって、皆さんもどんどんボキャブラリを増やしていっていただきたいと思います。私が尊敬する語源学者の1人に、米国のNorman Lewis氏が挙げられます。彼の著書は、5.これまで使った教材集でも取り上げていますので、是非参考にして下さい。
■ ディクションとプロナンシエーションの違いを理解する
英語では、話し相手に自分の考えや気持ちを正確に伝え、理解してもらうために発音(プロナンシエーション)はとても重要です。しかし、見落としがちなのがディクション。この違いを認識している人は、意外に少ないです。では、ディクションと発音の違いは何かというと、発音は単語単位での子音や母音の組み合わせによる音の発生を意味するのに対し、ディクションはセンテンスや話し方全体のイントネーションや音域の範囲のことを指します。日本語は単調音ですが(Monotone)、英語は多調音(Polytone)なため、ディクションの違いに意識をしてリスニングすれば、徐々に理解できてくるでしょう。
英語では、話し相手に自分の考えや気持ちを正確に伝え、理解してもらうために発音(プロナンシエーション)はとても重要です。しかし、見落としがちなのがディクション。この違いを認識している人は、意外に少ないです。では、ディクションと発音の違いは何かというと、発音は単語単位での子音や母音の組み合わせによる音の発生を意味するのに対し、ディクションはセンテンスや話し方全体のイントネーションや音域の範囲のことを指します。日本語は単調音ですが(Monotone)、英語は多調音(Polytone)なため、ディクションの違いに意識をしてリスニングすれば、徐々に理解できてくるでしょう。
■ 英語で日記をつける
日記を書くことは、つまり ライティング=アウトプットのトレーニングになります。これは、ライティング力向上だけでなく、英語で思考するための良い訓練になります。文法が間違っても構いません。出来れば、ネイティブの講師や友人に見てもらい、添削してもらうといいでしょう。文法の間違いや言い回し、コロケーションなどが会得できます。
日記を書くことは、つまり ライティング=アウトプットのトレーニングになります。これは、ライティング力向上だけでなく、英語で思考するための良い訓練になります。文法が間違っても構いません。出来れば、ネイティブの講師や友人に見てもらい、添削してもらうといいでしょう。文法の間違いや言い回し、コロケーションなどが会得できます。
■ 英語のプログラムを聞く
BBC / CNNがお勧めです。他には、Yahoo!Musicでフリーでアメリカのラジオ局を聞くことが出来るのでこれも英語耳を鍛えるのに使えます。今ではインターネットで無料でラジオが聞けるウェブサイトが増えてきました。最近のTOEICはアクセントの異なる題材がリスニングに使われていますので、バランスよく聞くのが良いでしょう。四六時中耳に残るように聞くのも手段の一つですが、私は短期集中型で聞くことをお勧めします。30分間集中して聞き、内容把握し、自分で要約してみる習慣を付けましょう。
BBC Radio
CNN International
Yahoo!Music
BBC / CNNがお勧めです。他には、Yahoo!Musicでフリーでアメリカのラジオ局を聞くことが出来るのでこれも英語耳を鍛えるのに使えます。今ではインターネットで無料でラジオが聞けるウェブサイトが増えてきました。最近のTOEICはアクセントの異なる題材がリスニングに使われていますので、バランスよく聞くのが良いでしょう。四六時中耳に残るように聞くのも手段の一つですが、私は短期集中型で聞くことをお勧めします。30分間集中して聞き、内容把握し、自分で要約してみる習慣を付けましょう。
BBC Radio
CNN International
Yahoo!Music
■ 英語のシャドーイングをする
リスニングであれば題材は何でもいいです。アルクのリスニングマラソンでも良いし、上記の英語プログラムでも。なぜシャドーイングが重要かというと、瞬発力が向上できるのと、題材にする英語のアクセントとディクションに 自分の発音を近づけることができるから。そして何より、英語で自然にしゃべる口の筋肉を養成する良いトレーニングになるから。
私は映画好きで、Good Will Huntingは特にお気に入りで、300回以上観て、ストーリーに出てくる全センテンスをシャドーイングをし、各人のセリフが自然に出てくるまでトレーニングしました。他、Shawshank RedemptionやGilbert Grapeも30回以上見て、ディクテーション・シャドーイングを繰り返しました。ラジオ版組では、上記のYahoo!Musicで聞ける米国のProgressive1090がお気に入りのため、これも毎日朝昼晩30分ずつ欠かさずシャドーイングを3ヶ月続けました。このおかげで、ある程度のアメリカ発音と流暢さを身に着けることが出来ました。
リスニングであれば題材は何でもいいです。アルクのリスニングマラソンでも良いし、上記の英語プログラムでも。なぜシャドーイングが重要かというと、瞬発力が向上できるのと、題材にする英語のアクセントとディクションに 自分の発音を近づけることができるから。そして何より、英語で自然にしゃべる口の筋肉を養成する良いトレーニングになるから。
私は映画好きで、Good Will Huntingは特にお気に入りで、300回以上観て、ストーリーに出てくる全センテンスをシャドーイングをし、各人のセリフが自然に出てくるまでトレーニングしました。他、Shawshank RedemptionやGilbert Grapeも30回以上見て、ディクテーション・シャドーイングを繰り返しました。ラジオ版組では、上記のYahoo!Musicで聞ける米国のProgressive1090がお気に入りのため、これも毎日朝昼晩30分ずつ欠かさずシャドーイングを3ヶ月続けました。このおかげで、ある程度のアメリカ発音と流暢さを身に着けることが出来ました。
■ 外国人と話す、友達になる
日本という英語が学べる環境に限界がある場所で英語学習をする限り、自分がどこまで動くかがカギになってきます。 機会があればいつでも、外国人に話しかけてみてください。話しかけて、気が合いそうであれば、少し話した後に友達になる提案をしてはどうでしょうか。自分が動かなければ、何も変わらないし、誰も手を差し伸べてくれません。まず自分が動くことです。しかし、これは人によっては向き不向きがあるので、無理して実践しなくてもかまいません。
大学時代に芝生で寝転がっていたところ、英会話講師が近くで弁当を食べていたので、話しかけました。ベネズエラから来たその講師は、時間のあるたびに私と話をしてくれ、良い友人関係になりました。数ヵ月後、彼女が帰国する際に私に1冊の本、The Alchemistをプレゼントしてくれました。この本は今でも私のお気に入りの宝物です。
日本という英語が学べる環境に限界がある場所で英語学習をする限り、自分がどこまで動くかがカギになってきます。 機会があればいつでも、外国人に話しかけてみてください。話しかけて、気が合いそうであれば、少し話した後に友達になる提案をしてはどうでしょうか。自分が動かなければ、何も変わらないし、誰も手を差し伸べてくれません。まず自分が動くことです。しかし、これは人によっては向き不向きがあるので、無理して実践しなくてもかまいません。
大学時代に芝生で寝転がっていたところ、英会話講師が近くで弁当を食べていたので、話しかけました。ベネズエラから来たその講師は、時間のあるたびに私と話をしてくれ、良い友人関係になりました。数ヵ月後、彼女が帰国する際に私に1冊の本、The Alchemistをプレゼントしてくれました。この本は今でも私のお気に入りの宝物です。
■ 電子辞書を常に携帯し、使用する
プロ意識ですね。どこまでプロ意識を持っていられるか。
日本で学校教師として働く私のアメリカ人の友人は、ふとあるときに「湯治」ってどういう意味だろう?という話になり、彼はそそくさに電子辞書をポケットから取り出し、調べて意味を教えてくれました。私はその単語の意味を、彼に教えてもらうまで知りませんでした。この時私は、電子辞書を常に持ち歩き、日本語を常に学べる用意をしている彼のプロ意識の高さに感心しました。
実践方法は、電子辞書でなくても構いません。常にマイノートを持ち歩き、見知らぬ単語やフレーズに出会ったら書き留めてみて、意味や使用例を見て、実際にその単語を使って文を作ってみる。この方法は、そのフレーズや単語が記憶に残りやすくなるため、おすすめです。
プロ意識ですね。どこまでプロ意識を持っていられるか。
日本で学校教師として働く私のアメリカ人の友人は、ふとあるときに「湯治」ってどういう意味だろう?という話になり、彼はそそくさに電子辞書をポケットから取り出し、調べて意味を教えてくれました。私はその単語の意味を、彼に教えてもらうまで知りませんでした。この時私は、電子辞書を常に持ち歩き、日本語を常に学べる用意をしている彼のプロ意識の高さに感心しました。
実践方法は、電子辞書でなくても構いません。常にマイノートを持ち歩き、見知らぬ単語やフレーズに出会ったら書き留めてみて、意味や使用例を見て、実際にその単語を使って文を作ってみる。この方法は、そのフレーズや単語が記憶に残りやすくなるため、おすすめです。
■ LとRの発音の違いを克服する
多くの日本人が当たる壁の一つです。実際の発音方法は、言葉で記すよりも、YouTubeなどで映像で見た方が早いと思うので、そちらをご参照下さい。私の場合は、早口言葉の速読をして、舌と顎間接周辺の筋肉をネイティブ発音にするようトレーニングました。
Peter Piper picked a peck of pickled peppers.
Did Peter Piper pick a peck of pickled peppers?
If Peter Piper Picked a peck of pickled peppers,
Where's the peck of pickled peppers Peter Piper picked?
もう一つ。
Freshly-fried flying fish.
多くの日本人が当たる壁の一つです。実際の発音方法は、言葉で記すよりも、YouTubeなどで映像で見た方が早いと思うので、そちらをご参照下さい。私の場合は、早口言葉の速読をして、舌と顎間接周辺の筋肉をネイティブ発音にするようトレーニングました。
Peter Piper picked a peck of pickled peppers.
Did Peter Piper pick a peck of pickled peppers?
If Peter Piper Picked a peck of pickled peppers,
Where's the peck of pickled peppers Peter Piper picked?
もう一つ。
Freshly-fried flying fish.
■ 英語に触れる機会を意識的に作る
これは、意識レベルの問題ですね。貴方の身の周りでも、英語に触れる機会がありませんか?教会などの団体が提供する無料英会話教室だったり、お友達が主催する英語クラブだったり。こういったものには、ぜひ一度は参加してみてください。試験対策中は、リスニングのMP3を四六時中常に聞く。「勉強している」というよりも、自分の英語脳を「トレーニングしている」という意識で臨めば、勉強も勉強と思わず気が楽に学習ができます。これも意識のチェンジですね。
私の場合も、試験対策中は時間のあるときはトイレでも電車の中でも車の中でも常にリスニングをし、英語に物理的に触れていました。無料英会話クラブにも参加し、友人もたくさん出来ました。ぜひ意識して英語に触れる機会を作ってみて下さい。
これは、意識レベルの問題ですね。貴方の身の周りでも、英語に触れる機会がありませんか?教会などの団体が提供する無料英会話教室だったり、お友達が主催する英語クラブだったり。こういったものには、ぜひ一度は参加してみてください。試験対策中は、リスニングのMP3を四六時中常に聞く。「勉強している」というよりも、自分の英語脳を「トレーニングしている」という意識で臨めば、勉強も勉強と思わず気が楽に学習ができます。これも意識のチェンジですね。
私の場合も、試験対策中は時間のあるときはトイレでも電車の中でも車の中でも常にリスニングをし、英語に物理的に触れていました。無料英会話クラブにも参加し、友人もたくさん出来ました。ぜひ意識して英語に触れる機会を作ってみて下さい。
■ 歌を歌う
子供じみていると思うかもしれませんが、特に英語学習初級者にはお勧めの方法です。なぜかというと、勉強は勉強と思ったら本当につまらない。けれども、大抵の人間は歌を歌うことが好きなんですね。これは、自分のストレスを歌を歌うということにより発散できるのと、自分の有り余る潜在エネルギーを昇華することにより満足感を得られるからです。そこで、英語の歌を歌う。付くのは、発音力とリスニング力です。ロックでもポップでも何でも良い。好きな英語の歌を聞きながら、自分でも口ずさんでみましょう。
私は13歳の頃にAQUA、ME&MY、Smile DKの歌に出会い、彼らの歌を毎日数時間も聞きながら歌っていました。これである程度の耳の素地は付いたのでしょう。大学に入ってからはEminem、Billy JoelやShania Twainを良く聞いていました。こうしてみると、実は自分の周りに教材は無数にあることに気づくのではないでしょうか。
子供じみていると思うかもしれませんが、特に英語学習初級者にはお勧めの方法です。なぜかというと、勉強は勉強と思ったら本当につまらない。けれども、大抵の人間は歌を歌うことが好きなんですね。これは、自分のストレスを歌を歌うということにより発散できるのと、自分の有り余る潜在エネルギーを昇華することにより満足感を得られるからです。そこで、英語の歌を歌う。付くのは、発音力とリスニング力です。ロックでもポップでも何でも良い。好きな英語の歌を聞きながら、自分でも口ずさんでみましょう。
私は13歳の頃にAQUA、ME&MY、Smile DKの歌に出会い、彼らの歌を毎日数時間も聞きながら歌っていました。これである程度の耳の素地は付いたのでしょう。大学に入ってからはEminem、Billy JoelやShania Twainを良く聞いていました。こうしてみると、実は自分の周りに教材は無数にあることに気づくのではないでしょうか。
■ 本を読む
これは王道でしょう。視覚から入る情報量は多いです。洋書、雑誌、なんでもいいです。ポイントは、1.自分が好きなジャンルで、かつ2.今の自分のレベルに合った、または少し上の本を選ぶこと。1については、まず好きなジャンルでなければすぐ飽きてしまいますね。2について、例えば自分のレベルがTOEIC700位だったら、TOEIC800位の本にする。900レベルの本に手を出すと、これも理解できないのでつまらなくなり、飽きてしまいます。あとは、毎日時間を決めてコンスタントに読むことです。
大学生の友人は、毎晩寝る前に必ず彼のお気に入りの英語小説を1章分読むトレーニングをしていました。結果、彼は留学経験たった1年でTOEIC満点、英検1級を取得しました。
これは王道でしょう。視覚から入る情報量は多いです。洋書、雑誌、なんでもいいです。ポイントは、1.自分が好きなジャンルで、かつ2.今の自分のレベルに合った、または少し上の本を選ぶこと。1については、まず好きなジャンルでなければすぐ飽きてしまいますね。2について、例えば自分のレベルがTOEIC700位だったら、TOEIC800位の本にする。900レベルの本に手を出すと、これも理解できないのでつまらなくなり、飽きてしまいます。あとは、毎日時間を決めてコンスタントに読むことです。
大学生の友人は、毎晩寝る前に必ず彼のお気に入りの英語小説を1章分読むトレーニングをしていました。結果、彼は留学経験たった1年でTOEIC満点、英検1級を取得しました。
■ 映画を見る
英語での映画鑑賞は非常に有効な学習手段の一つです。ただ、これも落とし穴があり、自分のレベルに合ったものを見るということと、意識して英語を聞き取るクセをつけることが重要です。ただ聞き流していたのでは、一向にリスニング力は付きません。映画を見ることにより、主にリスニング力と生活上自然に話す英会話の表現力が身につきます。その意味でも、出来る限り字幕なしでどこまで理解できるか試してみるのをお勧めします。字幕は付けてもいいですが、必ず英語にして下さい。速読のトレーニングにもなります。それから、映画を見ることにより付加価値的に様々な背景知識がインプットされますので、そういう意味でも映画勧奨は特にお勧めのトレーニングです。
映画鑑賞を主な英語学習方法としする私の友人は、英語のリスニング力はとても高く、短期留学生のホームステイプログラムの計画遂行をし、大学生のアメリカ滞在を率先するなど、さまざまな事を英語でこなしています。
英語での映画鑑賞は非常に有効な学習手段の一つです。ただ、これも落とし穴があり、自分のレベルに合ったものを見るということと、意識して英語を聞き取るクセをつけることが重要です。ただ聞き流していたのでは、一向にリスニング力は付きません。映画を見ることにより、主にリスニング力と生活上自然に話す英会話の表現力が身につきます。その意味でも、出来る限り字幕なしでどこまで理解できるか試してみるのをお勧めします。字幕は付けてもいいですが、必ず英語にして下さい。速読のトレーニングにもなります。それから、映画を見ることにより付加価値的に様々な背景知識がインプットされますので、そういう意味でも映画勧奨は特にお勧めのトレーニングです。
映画鑑賞を主な英語学習方法としする私の友人は、英語のリスニング力はとても高く、短期留学生のホームステイプログラムの計画遂行をし、大学生のアメリカ滞在を率先するなど、さまざまな事を英語でこなしています。
■ 海外旅行する
日本で生活する外国人は、何らかの理由で日本に好意的な思いを抱いて来ている方が多いと思います。(そうでなければそもそも日本に来ませんね。)一方、旅行先の現地で出会う人たちの中には日本に否定的な意見を持つ人もおり、こういう人たちとの対話は日本という国の自己認識の上で非常に重要になってきます。併せて、日本では味わえない食べ物を食べ、場所を訪れ、景色を見て、空気を吸い、人と交わることで自然と心と感性が磨かれてきます。そこで、真の意味で「英語をツールとして使用し、コミュニケーションをする」ことの意義を再認識できます。
私もこれまで、アメリカ、韓国、 香港 、英国、フィリピン、イタリア、フランス、ドイツを訪れ、現地の人たちと話してきました。英語を使用してコミュニケーションすることの重要性を認識するだけでなく、バックグラウンドの違う色々な人間と話すことにより語学能力の研鑽への意欲も高まりました。
日本で生活する外国人は、何らかの理由で日本に好意的な思いを抱いて来ている方が多いと思います。(そうでなければそもそも日本に来ませんね。)一方、旅行先の現地で出会う人たちの中には日本に否定的な意見を持つ人もおり、こういう人たちとの対話は日本という国の自己認識の上で非常に重要になってきます。併せて、日本では味わえない食べ物を食べ、場所を訪れ、景色を見て、空気を吸い、人と交わることで自然と心と感性が磨かれてきます。そこで、真の意味で「英語をツールとして使用し、コミュニケーションをする」ことの意義を再認識できます。
私もこれまで、アメリカ、韓国、 香港 、英国、フィリピン、イタリア、フランス、ドイツを訪れ、現地の人たちと話してきました。英語を使用してコミュニケーションすることの重要性を認識するだけでなく、バックグラウンドの違う色々な人間と話すことにより語学能力の研鑽への意欲も高まりました。
■ 色んな勉強方法を試し、自分に合った英語学習法を見つける
たまに、「この方法で勉強すれば絶対に合格できる!点数が出せる!」などと豪語する方がいらっしゃいますが、正直それはいかがかと思います。人それぞれ、育った環境や好みの問題から勉強方法も異なります。上記で挙げたように、映画が好きな方はまず映画から入ってもいいし、読書が好きな方は読書から始めてもいいでしょう。 視覚で学ぶ人もいれば、聴覚で学ぶ人もいる。英語学習の6.英語学習者の語り場でも、仕事で英語を使う英語学習者がどのような方法で英語を勉強したかを掲載してありますので、参考にして頂ければと思います。
私の場合は、リスニング・リーディングなど全てオールマイティに勉強するのが好きでした。また、英語教材テキストに限っては、数多くの本を読むというよりは一冊の本を何度も読んで、全て内容を覚えるくらいまで本を潰していくといった方法を取りました。
皆さんも色々な勉強方法を試して、自分に最適の学習方法を見出していただければと思います。
たまに、「この方法で勉強すれば絶対に合格できる!点数が出せる!」などと豪語する方がいらっしゃいますが、正直それはいかがかと思います。人それぞれ、育った環境や好みの問題から勉強方法も異なります。上記で挙げたように、映画が好きな方はまず映画から入ってもいいし、読書が好きな方は読書から始めてもいいでしょう。 視覚で学ぶ人もいれば、聴覚で学ぶ人もいる。英語学習の6.英語学習者の語り場でも、仕事で英語を使う英語学習者がどのような方法で英語を勉強したかを掲載してありますので、参考にして頂ければと思います。
私の場合は、リスニング・リーディングなど全てオールマイティに勉強するのが好きでした。また、英語教材テキストに限っては、数多くの本を読むというよりは一冊の本を何度も読んで、全て内容を覚えるくらいまで本を潰していくといった方法を取りました。
皆さんも色々な勉強方法を試して、自分に最適の学習方法を見出していただければと思います。
■ 英語を英語のまま理解するトレーニングをする
なぜこれが重要かというと、英語を聞いた瞬間に脳がタイムラグがなくリアルタイムにその意味や文脈を認識できるからです。一方、英語を日本語に訳して理解しようとすると、英語を日本語に変換し、更にそれを「日本語で」理解する分のタイムラグが生じます。これが、リスニングの試験や英会話で顕著に現れてきます。
では、どうすれば英語を英語のまま理解することが出来るのでしょうか。一番良いのは、短期留学やオンライン英会話、また英語でのみ会話が許される英会話教室など、周りが英語一色のみの環境に自分を置いてみることです。 実際に英語でインプット(リーディング・リスニング)・アウトプット(ライティング・スピーキング)をする過程で、英語を英語のまま理解する力が養われます。海外留学は特にお勧めで、その利点は、どこに行っても英語が使われており、無意識的に英語を受信・発信しているため、英語を英語のまま理解する力がより早く養われます。例えば、本屋さんに行って本を買うときに流れる音楽でも、電車に乗っているときに聞こえる人々の話し声でも、全て英語で聞こえてきます。
私の場合は、この「英語を英語で理解する」ことができるようになる現象は、カナダに短期留学しているときに起こりました。その時は、毎日夜英語で日記をつけ、授業外では極力英語を話す友人と会話をしていました。すると、あるときにふと「英語で思考している」自分に気がつきました。経験者は、わかりますよね、この感覚。英語を英語のまま理解し、英語で思考するのは、英語学習の上達のために必要な一プロセスです。
なぜこれが重要かというと、英語を聞いた瞬間に脳がタイムラグがなくリアルタイムにその意味や文脈を認識できるからです。一方、英語を日本語に訳して理解しようとすると、英語を日本語に変換し、更にそれを「日本語で」理解する分のタイムラグが生じます。これが、リスニングの試験や英会話で顕著に現れてきます。
では、どうすれば英語を英語のまま理解することが出来るのでしょうか。一番良いのは、短期留学やオンライン英会話、また英語でのみ会話が許される英会話教室など、周りが英語一色のみの環境に自分を置いてみることです。 実際に英語でインプット(リーディング・リスニング)・アウトプット(ライティング・スピーキング)をする過程で、英語を英語のまま理解する力が養われます。海外留学は特にお勧めで、その利点は、どこに行っても英語が使われており、無意識的に英語を受信・発信しているため、英語を英語のまま理解する力がより早く養われます。例えば、本屋さんに行って本を買うときに流れる音楽でも、電車に乗っているときに聞こえる人々の話し声でも、全て英語で聞こえてきます。
私の場合は、この「英語を英語で理解する」ことができるようになる現象は、カナダに短期留学しているときに起こりました。その時は、毎日夜英語で日記をつけ、授業外では極力英語を話す友人と会話をしていました。すると、あるときにふと「英語で思考している」自分に気がつきました。経験者は、わかりますよね、この感覚。英語を英語のまま理解し、英語で思考するのは、英語学習の上達のために必要な一プロセスです。
■ 最後に:常に「謙遜に」「向上心を持ちながら」英語学習をする
英検1級やTOEIC900点を取ったから英語マスター、という訳ではありません。これらの資格取得が本当の意味でのスタートと意識しておいたほうがいいでしょう。資格は英語学習における一つのものさしであって、それに満足していたらその自己満足領域から出ることは出来ません。まだまだ未知の単語や表現集がたくさん存在しますし、特に私のように日本で英語を学んだ人間にとっては、生活に密着した英語の知識がまだまだ足りないと自覚しています。常に向上心を持って、英語学習を続けていきましょう。
英検協会に勤める知人に、 ”Passing Eiken 1st grade is like getting a black belt in English." (英検1級を取得することは、英語で黒帯を取ることだ。) と言われたことがあります。この言葉は今でも私の英語学習の励みになっています。しかし、空手や柔道でも確かに黒帯の人間はたくさんいるけれども、その中でも1段、2段から師範代までいろいろなレベルの人間がいるように、英検1級を取ったから英語学習が終わりなのではなく、常に上には上がいる(There is always a room for improvement.)ということですね。
真摯に自分の英語の実力を認識し、他人が持っていて自分が持っていない英語のスキル(会話力、流暢さ、発音にしても)を盗むくらいの気持ちで、謙虚に、向上心を持ちながら英語学習をしたいものです。
英検1級やTOEIC900点を取ったから英語マスター、という訳ではありません。これらの資格取得が本当の意味でのスタートと意識しておいたほうがいいでしょう。資格は英語学習における一つのものさしであって、それに満足していたらその自己満足領域から出ることは出来ません。まだまだ未知の単語や表現集がたくさん存在しますし、特に私のように日本で英語を学んだ人間にとっては、生活に密着した英語の知識がまだまだ足りないと自覚しています。常に向上心を持って、英語学習を続けていきましょう。
英検協会に勤める知人に、 ”Passing Eiken 1st grade is like getting a black belt in English." (英検1級を取得することは、英語で黒帯を取ることだ。) と言われたことがあります。この言葉は今でも私の英語学習の励みになっています。しかし、空手や柔道でも確かに黒帯の人間はたくさんいるけれども、その中でも1段、2段から師範代までいろいろなレベルの人間がいるように、英検1級を取ったから英語学習が終わりなのではなく、常に上には上がいる(There is always a room for improvement.)ということですね。
真摯に自分の英語の実力を認識し、他人が持っていて自分が持っていない英語のスキル(会話力、流暢さ、発音にしても)を盗むくらいの気持ちで、謙虚に、向上心を持ちながら英語学習をしたいものです。