◯ 結果報告
毎年恒例の全米将棋選手権大会、全米将棋アマ竜王戦が、4月22日と23日の2日間に渡り、小生の在住するカリフォルニアのロサンゼルスで開催された。同大会は、全米5都市にある将棋クラブが持ち回りで行っているもので、第22回となる今回は、ロサンゼルス将棋クラブ主催、Mark Steel International, LLC協賛、全米将棋連盟が後援した。
当日は、全米各地から集まった将棋愛好家42名が参加、またプロ棋士5名もゲストとして来米。参加者は、クラス分けのための対局を2局もしくは3局行い、2連勝または2勝1敗でAクラス、2連敗または1勝2敗でBクラスとなる。その後、「スイス方式」と呼ばれるリーグ戦において各自4対局で順位を決め、上位2名の選手が決勝戦を行い、勝者が各クラスの優勝者となる。
大会結果は以下の通り。
<Aクラス>
優勝:今村充さん(ニューヨーク将棋クラブ)
準優勝:冨田桂次さん(ロサンゼルス将棋クラブ)
<Bクラス>
優勝:中村友彦さん(ロサンゼルス将棋クラブ)
準優勝:小原一郎さん(ロサンゼルス将棋クラブ)
<団体戦>
優勝:ニューヨーク将棋クラブ
<審査員特別賞>
和田ハナさん
会場では、大会と並行して色々な催しも開催。日本将棋連盟プロ棋士、大野八一雄七段、石川陽生七段、伊藤明日香女流初段、安食総子女流初段、熊倉紫野女流初段の5名による多面指しには、日本のプロと対戦できるチャンスとあって、多くの選手が挑戦していた。プロ棋士らは、プロチームを作り各将棋クラブ団体戦にも参加した。23日(日)は子供大会も開催。親御さんが見守る中、みんな、楽しい時間を過ごしていた。
来年の全米将棋大会は、シカゴで開催する予定。
毎年恒例の全米将棋選手権大会、全米将棋アマ竜王戦が、4月22日と23日の2日間に渡り、小生の在住するカリフォルニアのロサンゼルスで開催された。同大会は、全米5都市にある将棋クラブが持ち回りで行っているもので、第22回となる今回は、ロサンゼルス将棋クラブ主催、Mark Steel International, LLC協賛、全米将棋連盟が後援した。
当日は、全米各地から集まった将棋愛好家42名が参加、またプロ棋士5名もゲストとして来米。参加者は、クラス分けのための対局を2局もしくは3局行い、2連勝または2勝1敗でAクラス、2連敗または1勝2敗でBクラスとなる。その後、「スイス方式」と呼ばれるリーグ戦において各自4対局で順位を決め、上位2名の選手が決勝戦を行い、勝者が各クラスの優勝者となる。
大会結果は以下の通り。
<Aクラス>
優勝:今村充さん(ニューヨーク将棋クラブ)
準優勝:冨田桂次さん(ロサンゼルス将棋クラブ)
<Bクラス>
優勝:中村友彦さん(ロサンゼルス将棋クラブ)
準優勝:小原一郎さん(ロサンゼルス将棋クラブ)
<団体戦>
優勝:ニューヨーク将棋クラブ
<審査員特別賞>
和田ハナさん
会場では、大会と並行して色々な催しも開催。日本将棋連盟プロ棋士、大野八一雄七段、石川陽生七段、伊藤明日香女流初段、安食総子女流初段、熊倉紫野女流初段の5名による多面指しには、日本のプロと対戦できるチャンスとあって、多くの選手が挑戦していた。プロ棋士らは、プロチームを作り各将棋クラブ団体戦にも参加した。23日(日)は子供大会も開催。親御さんが見守る中、みんな、楽しい時間を過ごしていた。
来年の全米将棋大会は、シカゴで開催する予定。
◯ 所感
小生の所属するロサンゼルス将棋クラブは、団体戦こそ負けてしまったものの、A・B各クラスのトップ2の計4名中3名がロサンゼルスから出たことは、嬉しかった。小生は、初日のクラス分けで、メキシコ1位のアマ強豪の方と、アマ五段の方と当たり、2連敗してB級クラスに決定。しかし、2日目の個人戦で怒涛の4連勝を遂げ、決勝でも全米大会常連でアマ強豪の小原さんを撃破、見事B級クラス優勝を勝ち取った。戦法について、得意の嬉野流で全戦戦うといった作戦も功奏した。
この勝利は、本当に神様の働き以外の何物でもないと思っている。それというのも、大会前週から気管支炎に悩まされており、大会当日も咳き込みのためハンカチ片手に対局。とても試合に集中できる状態ではなかった。しかし、毎局ごとに、神様が僕といてくれるように、祈った。聖書には、「恐れるな、私はあなたとともにいる」という神様の言葉がある。そのように、最悪の体調の中でも、神様が僕とともにいてくれること、相手を恐れないこと、また大胆に手を打てることを祈った。結果、最初の4局は全て接戦の結果勝利。疲労困憊で迎えた最終局も、激戦の末に勝利した。全米将棋大会という大きな舞台に初めて出ることができたこと、またB級とはいえ、晴れ舞台で大きな勝利を収められたことは、本当に嬉しかった。この栄光は僕に属するものではなく、僕の信じ、力と知恵を与えてくださった神様に捧げたいと思う。
ここまで読んでいただいて、「英語学習とどう関係しているの?」と思われた方もいると思う。今大会を通して、米国で活躍する色々な人々と出会えたこと、また、ネイティブのアメリカ人でアマ強豪の方もたくさんおり、感想戦などにおいて英語で将棋を語り合えたことは、すごく英語学習の励みとなった。チェスのグランドマスターのラリー・カウフマンさんとも、将棋やチェスについて英語で話して、すごく励みになった。英語が話せると、本当に世界が広がるということを体験した。
小生の所属するロサンゼルス将棋クラブは、団体戦こそ負けてしまったものの、A・B各クラスのトップ2の計4名中3名がロサンゼルスから出たことは、嬉しかった。小生は、初日のクラス分けで、メキシコ1位のアマ強豪の方と、アマ五段の方と当たり、2連敗してB級クラスに決定。しかし、2日目の個人戦で怒涛の4連勝を遂げ、決勝でも全米大会常連でアマ強豪の小原さんを撃破、見事B級クラス優勝を勝ち取った。戦法について、得意の嬉野流で全戦戦うといった作戦も功奏した。
この勝利は、本当に神様の働き以外の何物でもないと思っている。それというのも、大会前週から気管支炎に悩まされており、大会当日も咳き込みのためハンカチ片手に対局。とても試合に集中できる状態ではなかった。しかし、毎局ごとに、神様が僕といてくれるように、祈った。聖書には、「恐れるな、私はあなたとともにいる」という神様の言葉がある。そのように、最悪の体調の中でも、神様が僕とともにいてくれること、相手を恐れないこと、また大胆に手を打てることを祈った。結果、最初の4局は全て接戦の結果勝利。疲労困憊で迎えた最終局も、激戦の末に勝利した。全米将棋大会という大きな舞台に初めて出ることができたこと、またB級とはいえ、晴れ舞台で大きな勝利を収められたことは、本当に嬉しかった。この栄光は僕に属するものではなく、僕の信じ、力と知恵を与えてくださった神様に捧げたいと思う。
ここまで読んでいただいて、「英語学習とどう関係しているの?」と思われた方もいると思う。今大会を通して、米国で活躍する色々な人々と出会えたこと、また、ネイティブのアメリカ人でアマ強豪の方もたくさんおり、感想戦などにおいて英語で将棋を語り合えたことは、すごく英語学習の励みとなった。チェスのグランドマスターのラリー・カウフマンさんとも、将棋やチェスについて英語で話して、すごく励みになった。英語が話せると、本当に世界が広がるということを体験した。